PowerPointのプレゼンテーションをウィンドウ表示にしよう

いきなり全画面は迷惑?

会社で配布されたPowerPointのファイルを開いたとき、いきなり全画面プレゼンテーションが始まって困ったことはありませんか?

メールやファイルサーバー経由で渡されるものであれば、そんなことはないのですが、Webサイト(ホームページ)から開くものやスライドショー形式ファイル(.ppsx)で渡されるものなどに顕著ですね。

これは受け取る側にとっては、資料としては見なければならない、でも全画面なので他の事ができないという非常にやっかいなものです。

プロジェクターなどを使用して誰かにプレゼンする資料ならともかく、社内の配布資料でこれはどうかな?と私は思います。

ふたつのプレゼンテーション表示

資料を大きく見るとき、PowerPointのプレゼンテーションの表示には大まかに分けて二つのモードがあります。

  • 全画面 [スライドショー]
  • ウィンドウ表示 [閲覧表示]

PowerPointのファイルを開いてプレゼンテーション表示を行う場合、画面下部から開始することができます。

実際に使い分けてみると、PC上で資料としてパワーポイントのファイルを見る場合には、全画面使って表示するよりはウィンドウ表示で他の作業を行いつつ見る方が作業も捗るのでは無いでしょうか。

[閲覧表示]で表示するように設定する。

受け取った人が表示を指定できる場合はいいのですが、Webサーバー経由やスライドショー形式ファイル(.ppsx)で渡されたファイルは表示を指定することができません。

そこで開き方を設定してみましょう。

  1. [スライド ショー] タブをクリックします。
  2. [スライド ショーの設定]をクリックします。
  3. [出席者として閲覧する]を選択して[OK]を押します。

これで設定ができました。

資料を渡す時、もしかすると相手は忙しい中で資料を見るのかもしれない…。
と考えると、こういった工夫をするのも一つの考え方かもしれませんよ。